秦野 社会
公開日:2025.08.01
秦野丹沢ライオンズクラブ
未来を切り開きたい
▽3期ぶりに会長交代。クラブ最年少の新会長は、「承前啓後(しょうぜんけいご)」をテーマに掲げた。先人の功績を引き継ぎつつ、新たな扉を開く。テーマに込めた思いは、きっとクラブの成長を後押ししていくはずだ。
▽7月からの新年度は、水無川河川敷の花壇整備、小学生向け盲導犬啓発授業の開催、献血サポート事業などを予定する。秋と春に実施する花壇整備ではパンジーやビオラ、ベゴニアで水無川に彩を加える。作業中に散歩やランニングする市民から寄せられる感謝の言葉がうれしい。盲導犬の授業は10月から12月にかけて10の小学校で実施。盲導犬ユーザーの声を子どもたちに直接聞いてもらう。また、「飲食店は盲導犬をはじめとする補助犬同伴の入店を拒否することはできない。そのようなルールを知ってもらい、家族などに伝えてほしい」と社会の変化を期待する。年4回の献血事業では協力者拡大に向けて、新たな実施場所を開拓したい考えだ。
▽地元写真館の2代目。奉仕活動は率先して写真に収める。現在、秦野丹沢ライオンズクラブは46期を迎え、「50周年に向けてアルバムに溜めていっています」。自身が育った秦野のまちが、少しでも上向くよう活動に汗を流す。今まで通りは停滞を生みかねない。先人の歩みに敬意を表しつつ、「新たな未来を切り開いていきたい」と胸を張った。
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