東京大学三崎臨海実験所異聞〜団夫妻が残したもの〜
前回、団ジーンの終戦時点での社会活動家としての業績を紹介しました。本来の発生生物学における研究成果については、改めて後日お伝えすることとし、団夫妻に...(続きを読む)
文・日下部順治その9 今そこにある課題
2018年4月6日
前回、団ジーンの終戦時点での社会活動家としての業績を紹介しました。本来の発生生物学における研究成果については、改めて後日お伝えすることとし、団夫妻に...(続きを読む)
文・日下部順治その9 今そこにある課題
2018年4月6日
雑音のため聞き取れなかった昭和20(1945)年8月15日の玉音放送。戦争終結を認識できた人はほとんどおらず、ソ連に対する宣戦布告という誤解さえ生じ...(続きを読む)
文・日下部順治その8 戦争終結とその後の2人
2018年3月9日
昭和20(1945)年8月15日、太平洋戦争終結の詔勅が下ります。団ジーンはその報を、箱根仙石原の疎開先で聞きました。その田舎家の母屋には、勝磨の兄...(続きを読む)
文・日下部順治その7 団一族と太平洋戦争の終結
2018年2月9日
昭和20(1945)年8月15日、太平洋戦争終結の詔勅が下ります。 ここで話が逸れますが、この戦争を終わらせるため、...(続きを読む)
文・日下部順治その6 番外編・団勝磨と井上成美
2018年1月12日
昭和12(1937)年、新婚旅行を終えた団勝磨・ジーン夫妻は日本へ入国し、横須賀市の住まいが用意できるまで、一時、葉山町にある団一家の別荘にとどまり...(続きを読む)
文・日下部順治その5 団ジーンの生涯【2】
2017年12月1日
前述まで団勝磨の生い立ちや東大実験所との関係をご紹介しましたが、今回から日本人と地域の為に尽くした勝磨の妻である団ジーンの崇高な人生について触れるこ...(続きを読む)
文・日下部順治その4 団ジーンの生涯【1】
2017年11月3日
既出の日米海洋学者の友情物語は、タイム誌の記事を引用する形で、日本でも雑誌「リーダーズ・ダイジェスト」に掲載されました(後日紹介)。...(続きを読む)
文・日下部順治その3 団勝磨のメッセージの行方【2】と生い立ち
2017年10月6日
八月二十九日、米国先遣隊と実験所の接収について打ち合わせをした時点で、勝磨は後続として、その日に爆破部隊が来ることを知りました。それで前述の書き置き...(続きを読む)
文・日下部順治その2 団勝磨のメッセージの行方【1】
2017年9月8日
東京大学三崎臨海実験所。その建物は三浦半島の突端、油壷湾に面して立っています。歴史と由来は古く、彼(か)のモースによる海洋学建学の流れを継ぎ、昨年開...(続きを読む)
その1 進駐軍に示した海洋学者の気概
2017年8月4日