神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
栄区版 公開:2011年11月24日 エリアトップへ

さかえ若者わいわい塾 初公演に向け、稽古に熱 12月17・18日 栄公会堂で「狼のいる村」

教育

公開:2011年11月24日

  • LINE
  • hatena
公開稽古の様子
公開稽古の様子

 さかえ若者わいわい塾の演劇公演「狼のいる村」が本番まで1ヵ月を切った―。栄区から補助を受け、桂町の次世代交流ステーション2階にある青少年の地域活動拠点「フレンズ☆SAKAE」が主催する、初の取り組み。出演する子どもたちをはじめ、スタッフも稽古に熱が入っている。

 今回演じる「狼のいる村」は、原典「牙のない狼」をもとにした作品。栄区の劇団ぽかぽかでも活躍する木暮寿子さんが台本、団のぼるさんが演出を手がけた。

 同塾では、6月に区内の小学3年生から大人を対象に、出演者やスタッフを募集。劇団ぽかぽかのメンバーや、和太鼓グループ昇龍、保護者や地域の人なども加わり、世代や環境を越えて、半年間で30回近い稽古に励んできた。スタッフの岩堀まゆみさんは「区外の学校に通う地域の子どもも地域とのつながりを求めて参加している。保護者も衣装や道具づくりで参加していて、家庭での会話もできる良い機会だと思う」と話す。

「命の大切さ」などテーマに

 「狼のいる村」は、かつて狼に親を殺され、復讐と村を守るために狼と戦う若者”バト”と人も動物も狼も仲良く暮らすことを夢見て、狼の象徴である牙を自ら折った心優しい狼”ナル”の出会いを描いた物語で、「命の大切さ」や「つながる力」がテーマ。8月には台本が完成し、9月中旬には配役が決まったが、せりふ割りは役の性格を考えながら演じる子どもたちが意見を出し合って決定した。また、テーマを忠実に理解して表現しようと、物語のエンディングも全員で考えた。

 11月19日に栄公会堂で行われた公開稽古では、製作中の衣装や道具を使い、セリフの言い回しや立ち位置などを細かくチェック。出演者とスタッフが一丸となって真剣に取り組んだ。狼のナルを演じる西本郷中2年生の池田かれらさんは「牙を折るシーンが難しかった。動物が踊るシーンがかわいいので、見てほしい」。

 公演は12月17日(土)午後5時〜と、18(日)の午前11時〜、午後2時30分〜の計3回。栄公会堂で行われ、チケットは全席自由で300円。さかえ次世代交流ステーションや区内の地区センター、大船書房(天神橋)、エルムオリオン書房(本郷台駅前)などで販売している。

 詳細はフレンズ☆SAKAE【電話】045・898・1400(火・水・金15時〜20時、土10時〜18時)へ。
 

栄区版のトップニュース最新6

全校開始も、喫食率0.9%

ハマ弁

全校開始も、喫食率0.9% 教育

依然、完全給食求める声も

2月23日号

新大船商店街で初の朝市

新大船商店街で初の朝市 経済

県内約30店舗が一堂に

2月23日号

一般会計実質1.3%減

市新年度予算案

一般会計実質1.3%減 政治

子育てなどに投資

2月16日号

創部4年目ながらも躍進

飯島中柔道部

創部4年目ながらも躍進 スポーツ

新人戦県大会で準優勝者も

2月16日号

旧耐震基準宅を戸別訪問

横浜市

旧耐震基準宅を戸別訪問 社会

熊本地震受け啓発強化

2月9日号

スマホの使い方考えて

スマホの使い方考えて 社会

小学生集まり初のサミット

2月9日号

あっとほーむデスク

  • 2月23日0:00更新

  • 11月3日0:00更新

  • 9月8日0:00更新

栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2017年2月23日号

お問い合わせ

外部リンク