区制スタートで祝賀ムードに沸く本郷台駅前（栄区制１０周年記念誌から複写）
栄区が１９８６（昭和61）年11月３日に誕生して以来、今年で区制30周年を迎えた。区制30周年記念事業実行委員会（磯崎保和実行委員長＝人物風土記で紹介）と栄区役所では本日11月３日（木）午後２時から、栄公会堂で記念式典を実施。その後も来年３月までに多彩なイベントを企画し、節目の年を祝う。
栄区は、昭和40年〜50年代の宅地開発などによって人口が急増した戸塚区から分区して誕生。一般公募によって決定した区名の「栄区」には、本郷・豊田両地区の共栄を期して大きく栄えていくとの願いなどが込められているという。
区役所建設場所は、昭和60年に新設校用地への移転が決まっていた市立本郷台小学校の跡地を利用。区制スタートに当たっては「緑豊かな生活文化都市」を将来像とし、豊かな自然環境を取り込みながら、区民施設の整備も進められてきた。
公会堂・スポセンの愛称発表
記念式典は、区内７地区連合がそれぞれの思いを形にした「山車・神輿づくりプロジェクト」の紹介映像の上映で幕が開く。第１部の式典では１６６人・４団体に区政功労者感謝状が贈呈されるほか、一般公募の中から選ばれた栄公会堂と栄スポーツセンターの愛称も発表される。
第２部のコンサートは栄区出身の作曲家・ピアニストの加藤昌則さんがプロデュース。区内を中心に活動するアンサンブル団体の栄ゾリステンが弦楽演奏を披露し、記念の式典に華を添える。
来春まで、趣向を凝らした企画
式典実施後もリレーイベントやクロージングイベントなど、来春まで趣向を凝らした企画を用意。区全体で祝賀ムードを盛り上げていく意向だ。主なイベントと実施日は以下の通り。
◆リレーイベント／山車・神輿づくりプロジェクト（パレードや写真展等）〜来年３月、さかえ音楽フェスティバル（音楽で地域や世代をつなげるイベント）〜12月、ウォークラリー（区内の施設や店舗を巡る）11月〜12月
◆クロージングイベント／栄区中学校対校駅伝大会（区内７中学校の生徒たちが本郷台駅前周辺を駆け抜ける）来年３月19日（日）、ＳＡＫＡＥヤングフェスティバル２０１７（企画から運営まで区内中学生と地域住民が協働）来年３月19日（日）、栄区30周年感謝祭〜そしてはじまる未来のさかえ〜（区内７地区連合の山車・神輿が集結。閉会式では合唱や映像で区制30周年事業を振り返る）来年３月20日（月）
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