災害時のペットに安心を チップの装着を呼びかけ
横浜市は、ペット保護の目的で、犬猫へのマイクロチップ装着を推進し、6月より費用の一部助成を行う。飼い主の情報を登録できる小型の機器を皮下に注入するもの。災害などではぐれたペットを飼い主の元に戻す際、役立つという。
事業に参加している動物病院で6千円から1万円程度で装着でき、そのうち2千円を市と獣医師会が助成する。6月1日(水)から受付を開始し、犬猫合わせて750頭が対象。
また、市では同時にペットの去勢手術推進に取り組んでおり、猫の去勢手術に対しても費用を一部助成する。両事業ともに2年前から行われているが、去勢手術に比べ、マイクロチップの普及は思うように進んでいないのが現状。痛みは少ないというが、ペットへの負担を心配する飼い主が多いのが主な要因だという。
こうした声を受け、担当者は「(麻酔をする)去勢手術と同時に行えば、負担がより軽減できる」と話している。詳細は保土ケ谷区役所生活衛生課/【電話】045・334・6363まで。
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