災害発生時に、消火や救助活動を行う「保土ケ谷消防団」(大島英治団長)の新入団員を対象とした研修が4月8日、保土ケ谷消防署で行われた。
この日は、昨年の研修以降、新たに入団した47人のうち32人が参加。約6時間にわたって行われた基礎教育では、消防署員らの指導の下、消防団の仕組みや災害時の行動、事故防止対策などについての知識を身につけた。
その後、行動の基本となる「訓練礼式」や、消防用ホースの使い方、放水体験など、実際の機器に触れながらの実技訓練を実施。新入団員らは真剣な表情で訓練に取り組んでいた。
保土ケ谷消防団は地元住民らで構成され、日ごろから消火訓練などに取り組んでいる。昨年の東日本大震災を受け、地域住民の関心が高まっており、入団の問い合わせなども増加しているという。
大島団長は新入団員らに「消防団員は様々な仕事を持ちながら、地域の安全安心を守るという気概を持って、区の防火・防災に尽力している。皆さんも1日も早く消防団活動に慣れてください」と呼びかけた。また阿部次夫消防署長も「訓練は習うより慣れろが基本。早く団に親しんでください」と話し、地域の安全を守る新たなメンバーらに期待を寄せていた。
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