鶴見区版 掲載号:2013年12月5日号

寄付などの慈善事業に力を入れ、区長表彰を受けた

篠原今朝男(けさお)さん

馬場在住

感謝の心で世に貢献

 ○…東日本大震災直後のことだった。テレビを通じて被災地の惨状に心を痛め、福島県への多額の寄付を決意。その功績を鶴見区長から表彰された。「年を重ねるごとに人に対する感謝の心が芽生えた。お世話になった世の中に恩返しをしていきたい」。物流など7つの会社を経営する傍ら、ユニセフやあいあい募金といったさまざまな団体に寄付を行うなど、慈善事業に力を入れている。

 ○…生まれは群馬県。母親が自身を出産した際に失明するなど、数々の不幸に見舞われた。4歳で野菜を持って街へ行商に出かけたほど、貧しかった幼少期。「いろんな試練があった。この経験をバネにできたからこそ今の自分がある」と語り口に熱がこもる。19歳で鶴見へ越し、20歳で電気会社を起業。「休む暇なくがむしゃらに働いた」。努力が実り、事業が軌道に乗る中、転機が訪れた。兄や姉を亡くし、「命には限りがある。少しでも人に感謝しないといけない」と胸に刻んだ。自身を育ててくれた地元の神社に鳥居を奉納するなど、慈善事業に力を入れるようになった。

 ○…趣味は海外旅行。「世界中を訪れ、写真を撮った」と、2mほどの写真を広げにっこり。なかでも特に好きなのがフランス。「石の文化に惹かれた」と、自身の職場をルネサンス調の間取りに。一見優雅な暮らしに見えるが、影では努力を続けてきた。「毎朝、うまくいくようにと天に祈る」。日課を欠かさない。

 ○…近年は若者への事業支援にも力を入れる。「若者のチャンスを埋もれさせたくない」と、NPO法人ワールド会を立ち上げ、月に2回講師を招いて企業運営に関する勉強会を開いている。「出会いが若い人の力を伸ばす。自分も一緒に勉強することでためになる」。出会いによって成長できた自身の経験を、若手に還元する。「余裕のある人が手を差し伸べる、助け合える世の中になれば」。苦労人の「恩返し」はまだまだ続く。

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