神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2014年12月5日 エリアトップへ

インフルエンザ市内で流行 例年より1カ月早く

公開:2014年12月5日

  • LINE
  • hatena
A型インフルエンザ ―医療機関当たりの報告数―(人/第47週)
A型インフルエンザ ―医療機関当たりの報告数―(人/第47週)

 川崎市は11月27日、インフルエンザの流行が始まったと発表した。流行が始まるのは例年12月中旬だが、11月から始まるのは2007年以来7年ぶり。市は「今後どのように推移するかわからない。感染予防の対策実施を」と呼び掛けている。

 インフルエンザの流行は例年12月中旬から3月にかけての場合が多いが、今年は1カ月早い11月中旬から患者が増加している。

 市内の流行状況をリアルタイムで伝える感染症情報システムによると、市内56の定点(医療機関)当たり、インフルエンザと診断された患者数は、第47週(11月17日から11月23日まで)で2・78人と前週の1・20人から1・58人増加した。流行の兆しを示す1・0人を大きく超えている。

 現在は主にターミナル駅のある川崎区や高津区に患者が増えており、1、2週間で市内各地に感染が広がると予想されている。感染者の多くは14歳以下の子どもで、市内の小学校では、11月30日時点で学級閉鎖が13件発生している。

 健康安全研究所によると、「今年の流行は香港A型で、一般的に感染力が強く、高熱や関節痛が続く場合が多い。またA型の特徴として重症化した場合には、脳炎や脳症などの中枢神経系に影響を及ぼすことが多いので『意識がもうろうとしている』『へんなことを言い始める』などの症状が出た際には、すぐに医療機関に行ってほしい」と呼びかけている。

 市健康福祉局では、「1カ月早いということもあり、今後どのような推移をしていくか予想が立てづらい。インフルエンザに『かからない、うつさない』ための正しい衛生習慣を身に付けてほしい」と訴えている。
 

宮前区版のトップニュース最新6

県庁で凱旋公演

インクルーシブ合唱団

県庁で凱旋公演

手話と歌で音楽表現

3月29日

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

間もなく3カ月 啓発に力

3月29日

11年ぶり、全面刷新

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新

利便性、視認性を向上

3月22日

50年と未来を表現

川崎北高校

50年と未来を表現

記念ソングとロゴ作成

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

 市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

最優秀賞に西野川小

市PTA広報コンクール

最優秀賞に西野川小

紙とデジタルを駆使

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 2月23日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook