神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2017年7月14日 エリアトップへ

釜山国際子供・青少年映画祭で入賞した作品『学校は二度死ぬ』で脚本・監督を務めた 石井 理子さん 平間中3年 

公開:2017年7月14日

  • X
  • LINE
  • hatena

映画監督に前のめり

 ○…KAWASAKIしんゆり映画祭の中学生が映画を制作するワークショップで、昨年の脚本・監督を務めた。その上映作品『学校は二度死ぬ』が釜山国際子供・青少年映画祭で入賞作品となり、韓国で行われている同映画祭に出席する。当日は監督としてゲストトークにも臨む。「隣の国の学生が選んでくれたことは嬉しい。何を話すかはこれから決めます。英語で話さなきゃいけないので緊張する」と話す。

 ○…きっかけは一枚のチラシだった。昨春、学校でワークショップの募集を知り、映画好きなこともあって、すぐに応募を決めたが、詳細を見ると申込締切は翌日。条件には脚本の持参が明記されていた。「テスト期間中で脚本を書く時間がないし、撮影で夏休みはつぶれるし、ちょっと迷った」と躊躇したが、翌朝には、脚本を手に説明会に参加。監督には自ら立候補した。「はじめから監督をやりたかった。撮影、照明、録音、美術など全てできるのが魅力」と目を輝かせる。

 ○…平間中では美術部に所属。コンクールに出品する作品の制作に忙しい。最近は海外の魅力に取りつかれており、「欧米の文化や建物を本で見たり知ったりするのが面白い」とにっこり。中3で進路に迷う時期だが、「映画の道には進めたら進みたいな」と謙虚。「ひとまず、第一志望の高校に受かるために受験勉強がんばります」と意気込む。

 ○…初めての映画制作は「最初は何をどうしていいのかわからなかった」と戸惑ったが、真剣が故に仲間と意見がぶつかりあうことも。「でも、最終的に映像になったときは感動した。みんなに助けてもらったからできました」と振り返る。人前で話すのが苦手だったが、制作を経験して克服。「監督はみんなの前で意見を言わなきゃいけない。逆に得意になりました」と照れ笑い。今年度も監督としてメガホンを握る。「今作の反省が沢山ある。それを活かして作りたいですね」

中原区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月19日

佐藤 智宏さん

第58代目の中原警察署長に、3月19日付で就任した

佐藤 智宏さん

区内在住 56歳

4月12日

トニー クルーズさん

火災予防ポスターをデザインして中原消防署から感謝状を贈呈された

トニー クルーズさん

新丸子東在住 53歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

高津区在勤 32歳

3月29日

小林 規一郎さん

「100Kmウォーク」のイベントを企画した、ブレーメン通り商店街青年部長

小林 規一郎さん

木月在住 48歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区在住 20歳

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook