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公開日:2026.02.12

市内在住小林きょうだい
短編小説で共に最高評価
文学館主催コンクール初 

  • 兄の宗太さん(左)と花穂さん

    兄の宗太さん(左)と花穂さん

 町田市内在住の小林宗太さん(町田第三中3年)、花穂さん(忠生第三小4年)きょうだいが先ごろ、町田市民文学館ことばらんどが主催する短編小説コンクールの中高生、小学生の各部門で最高評価となる市長賞を受賞した。きょうだいでの同時受賞は初という。

 2人が評価を受けたのはことばらんどが主催する「ことばらんどショートショートコンクール」。原稿用紙1枚から書くことができる短編小説のコンクールで、5回目となる今回は市内の小中高校生から847作品の応募があり、うち10作品が入賞を果たした。

 兄の宗太さんが書いたのは虫の能力を写した配達ロボットが雨風に負けず活躍するなか、夏の夜に異変を起こす物語「飛んで火にいる」。夏休み中に考えた作品といい、虫をテーマに据え、季節の移り変わりの描写にこだわったという。審査員からは「情景や時の流れの描写が秀逸で、景色や心情が伝わる印象深い作品」と高く評価され、小学生時以来の市長賞に「まだ実感が湧かないがうれしい」と宗太さんは顔をほころばせる。

 一方、妹の花穂さんの物語「森の芸術家」は芸術家のクモが逃がしたチョウの美しさに魅了され、素敵な作品を完成させる話。自身の幼少期の記憶から発想し、「お母さんから、『クモは巣で虫を捕まえて食べる』と聞いて残酷だなと思った。その時に想像していた物語を思い出して書いた」と振り返る。「心温まる展開で、心情もよく伝わる。美しい作品が目に浮かぶ」と審査員からは評価された。

努力とひらめき

 きょうだいの母、知奈さんによると、「宗太は賞を取るまでに200以上の作品を書いてきた努力家。花穂は書いた作品の大半が入賞するひらめき型」といい、2人とも全国規模のコンクールでも入賞を果たすなど活躍しているという。互いに作品を読み合い、助言し合うことはないものの、宗太さんは「花穂は頭が柔らかく、想像力豊か」と妹の作品を評価する。

 将来の夢について宗太さんは「英語にも興味があるので翻訳家」と語り、花穂さんは「歌うのが好きだから歌手になりたい」と話している。

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