さがみはら中央区 社会
公開日:2014.12.18
発達障害への理解求め
「あすぽーと」がライブを開催
発達障害児の未来を考える会「あすぽーと」(渡邊薫代表)の主催による「うすいまさとのライブ&トーク 歌おう♪いいところ応援歌〜発達障がいを持つ子の見方を変えるメッセージ〜」が7日、あじさい会館で開催された。
当日は、3人の発達障害児を持つ父親であり、自作の歌でのライブを交えた講演を各地で行うなど発達障害への理解を広める活動をしているうすいまさと氏がライブとトークを展開。定義が広く、わかりにくいとされる発達障害や障害児の子育てについてなどが自身の経験を交えながら語られた。参加者からは、「育児のヒントになった」との声が挙がった。
「あすぽーと」は、市内で発達障害児を育てる母親である渡邉代表を中心に2年前に発足。障害児を育てる親や支援者同士が抱える悩みや気持ちを共有し、ほっとできる場をつくる目的で「はーとコミュニティ」を月1回、市内の公民館などで開催している。コミュニティでは障害児に様々な場面でかかわっている人を招き、講演をしてもらった上で、雑談を交えながら情報交換を行う。一般の人も参加できるため、障害に対する正しい認知や理解を啓発する場にもなっている。
渡邉さんは「コミュニティを広げ、周囲に支援を求めていくことが一般の人の理解につながると思う」と話し、今後も活動を続けていく意欲を見せた。
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