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町田 社会

公開日:2012.04.26

サルビアRC
「復興に役立てて」
市と協力しゴミ収集車贈呈

  • 引渡しを行う落合孝美会長(右)と石阪丈一町田市長(18日・町田市役所)

 東京町田サルビアロータリークラブ(落合孝美会長)は20日、ゴミ収集車を東日本大震災で被害を受けた宮城東部衛生処理組合に贈呈した。



 これは町田市が同組合に贈ることを決め、同ロータリークラブが仲介したもの。このゴミ収集車は2002年に市が購入したもので、現在約9万Km走行している。売却する予定だったが、同組合から問い合わせがあり、今回の贈呈となった。



 宮城県の多賀城市、七ヶ浜町、利府町、松島町の4市町で構成している同組合では、処理場内での運搬などに利用される予定。



 同ロータリークラブはこれまでにも、市から譲り受けた消防ポンプ車を被災地へ贈る仲介役を果たしている。落合会長は「陸前高田市や大船渡市に行ってきましたが、まだまだ町の復旧、復興には程遠く、これからの道のりが険しく、そして厳しいことを強く実感しました。今後も長期にわたり様ざまな形で支援を続けていきたいと考えています」と話している。



 ゴミ収集車は同ロータリークラブのメンバー3人で、20日の早朝に町田を出発して、交代で運転しながら現地に着。多賀城市役所で贈呈式が行われた。落合会長は「多賀城市の菊池健次郎市長とのお話では『多賀城市は被災地の中でも瓦礫処理が一番早く進んでいるんですよ』とおっしゃっていたが、まだまだ復旧、復興には程遠い状態でした」と現地での感想を話す。

 

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