国土交通省が所管する公益法人「社団法人・関東建設弘済会(東京都千代田区)」などが主催する「関東・水と緑のネットワークの拠点百選」の平成23年度の選考がこのほど行われ、市内上和田の上和田野鳥の森とここで環境保護活動に取り組む「トコロジストの会」(弘中健一会長)が新たな拠点に選ばれた。
上和田野鳥の森は、大和市南部に位置し、4.2ヘクタールほどの土地に、300種類以上の植物と30種類の野鳥が生息する。市内では数少ない湿地が残されていることから、貴重な自然観察場としても位置づけられている。
「トコロジストの会」は、2年前から森の生態調査と湿地保全活動を行っている市民団体。また、今年から森内にビオトープ池の堀削作業も開始し、トンボ、カエルなど水生生物の復活にも取り組んでいる。
今回の選定により20万円を上限とする活動補助金と専門家からのアドバイスを受けることができる。
弘中会長は「『上和田野鳥の森を守る会』など、森を拠点に活動する他団体とも連携し、市民向けの観察会なども企画していきたい」と話している。
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