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多選を問う! 意見広告 「市財政は”火の車”です」 明日の海老名を考える会  瀬戸 きよのり

公開:2015年9月25日

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 最近「海老名の財政は大丈夫なの?」という声が聞かれます。調べてみました。

 平成26年度は総決算で、歳入675・6億円、歳出653・2億円で、22・4億円の黒字となっていますが、前年度と翌年度で調整したお金が24・2億円ありこれを差し引くと1年間の収支では1・8億円の赤字です。収入の内訳をみると臨時財政対策債(借金)の5・5億円や、市営住宅の跡地など約1万平米の土地を売った約8億円があるにも関わらず「赤字」となっています。よくないですね。

 財政の状況を見る数値の一つに「経常収支比率」があります。皆さんの家計でいえば光熱費や家賃、教育費、ローンの返済などといった毎月出ていくお金の割合です。例えば、これが支出の大部分を占めてしまうと、お父さんの「お小遣い」が少なくなり、反対に余裕が出ると夏休みに海外旅行もできる、という訳です。

もはや「非常事態」に

 その「経常収支比率」、平成26年度は97・2%と過去最悪!図書館のツタヤ委託などが原因です。自由に使える予算が残りわずか2・8%。災害があったらどうするのでしょうか?

 さらに海老名駅西口開発やビナスポ・ビナレッジ、図書館民間委託のための改修工事など箱物にお金を使ったため基金が減り(直近4年間で35億円)、市債を乱発(4年間で73億円増、合計430億円)。つまり、借金が急増しているのです。

私が市長でしたら「財政非常事態宣言」を出します。

ストップ!無駄遣い

 一方、現市長は「西口の開発で税収が増えるので、借金しても”すぐに”元が取れる」と説明しています。しかし、市の中期財政計画では、1年間に2・5億円ほどの増収にとどまると予想されているのです。さらに西口開発にかかるお金は天井知らず、100億円とも150億円ともいわれており、市の担当者に聞いてもこの先いくらかかるかわからないといった状況です。

 これから超高齢化社会を迎え、施設整備にお金もかかります。行政側による思い付き政策や無駄遣いを改めなければ、海老名市はやっていけないと考えます。

瀬戸 清規 

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