これまで県議会定例会（令和６年・７年）で提案してきた県道整備は、ようやく上郷立体の橋脚工事が始まりました。長らく見通しが立たなかった線路の立体交差が一歩前進し、来年９月末まで通行止めや渋滞などご不便をおかけしますが、着実に進めてまいります。

交通利便性向上へ

　さらに、上郷立体の完成後には、その先県道51号の県道46号から国道２４６号に接続するまでの区間の４車線拡幅工事を次期「かながわのみちづくり計画」（令和８年３月改定予定）に位置づける素案が示され、意見募集をしています。

　また、県道40号の渋滞対策として、県と市が連携し、海老名駅入口交差点の改良も計画中です。地域の交通利便性向上に向け、引き続き全力を尽くします。

安心して学べる場を

　教育では「フルインクルーシブ教育」の推進に取り組んでいます。いじめや不登校の増加など、学校が必ずしも安心できる場所でなくなりつつある現状に危機感を感じます。家庭や地域、フリースクールなど多様な居場所づくりの重要性を認めつつも、本来は学校が一人一人の子どもに寄り添った「安心して学び、生活できる居場所」であってほしいと考えます。障がいの有無や国籍に関わらず、すべての子どもが共に学べる環境を整えるため、少人数学級や支援体制の充実が必要です。また、西口開発で大規模化が進む今泉小学校では、２０３０年頃には児童数１７００人、50学級を超える可能性があります。市が求める複数教頭配置の実現に向け、議論を進めています。

　人口増加が続く海老名市の発展を支えるため、インフラと子育て支援の両面で県の力を注ぎ、市民の皆様が安心して暮らせるまちづくりを進めます。皆様のご意見をぜひお聞かせください。

神奈川県議会議員　相原しほ

海老名市中央1-18-27

TEL:046-204-5840

https://www.facebook.com/ichigo.shiho.aihara?locale=ja_JP