引き締まった表情で放水する消防団員※写真提供＝座間市消防本部
消防団が技術を競う「市消防団操法大会」が、７月28日に入谷小学校で開かれた。小型ポンプ操法で第２分団第３部（武井正幸部長）が、ポンプ車操法で第３分団第４部（高波貴志部長）が、それぞれ最優秀賞に輝いた。
団員の士気高揚などを目的に隔年で行われている大会。両部門とも、ポンプを延長して放水する競技。標的を倒すまでの時間や技術、正確性が審査される。今大会には、各部門８チームが出場した。
小型ポンプで最優秀賞を受賞した第２分団第３部。座間１丁目や２丁目を受け持っており、12人が在籍している。団員の職業も異なるため、練習に割ける時間も限られていたが、５月から練習を繰り返した。結果について武井部長は「練習が実を結んでうれしい。ＯＢの方々のアドバイスも大きかったです」と話した。
ポンプ車操法の最優秀賞チーム第３分団第４部は、さがみ野１丁目〜３丁目などを担当している。16人が所属する同部は、３月中旬から練習を開始。ホースがたるまない様に正確な位置で停止することを重点的に練習した。ポンプ車操法で優勝するのは20年ぶりで、「悲願を果たせました」と高波部長は喜んでいた。
団体と個人表彰の結果は以下の通り※敬称略
【団体】▽小型ポンプ操法／最優秀賞・第２分団第３部／優秀賞・第４分団第３部／優良賞・第１分団第２部▽ポンプ車操法／最優秀賞・第３分団第４部／優秀賞・第３分団第２部／優良賞・第１分団第１部
【個人】▽小型ポンプ操法／指揮者・佐藤隆雄／１番員・外岡譲／２番員・泉智康／３番員・岩本玲▽ポンプ車操法／指揮者・臼井宏樹／１番員・松本裕一／２番員・市川裕也／３番員・竹内龍／４番員・星野幸男
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