広がる救援募金の輪 各地で東日本大震災の復興願う
3月11日に発生した「東日本大震災」による被災者の復興支援を目的とした義援金募金活動が各所で行われている。
厚木市
厚木市と日本赤十字社厚木市地区は、3月16日から21日まで本厚木駅前広場で街頭募金活動を行った。
初日は市長・市職員のほか、福祉団体関係者、ボランティアなどおよそ20名が参加。道行く人に大きな声で協力を呼びかけていたボランティアらは募金のたびに「ありがとうございます。しっかり支援させていただきます」とこたえていた。6日間の活動で合計418万269円の義援金が集まった。
若者たちも支援に立ち上がった。厚木東高校の生徒会有志らが20日、本厚木駅の北口と南口で募金活動を行った。同校生徒会の中村祐稀さんが発起人となり、日本ユニセフ協会県支部から募金箱等の提供を受け活動を行った。
同校生徒会のほか、中村さんが所属する軽音楽部の部員、同支部のボランティアスタッフである市内の学習塾の生徒などが午後1時から3時まで駅頭で支援を呼びかけた。「人のつながりを実感できた」と中村さん。合計18万7077円が集まり、同協会経由で被災地へ送られる。
同市では街頭募金のほか、市役所本庁舎、第二庁舎、総合福祉センター、市内15の地区市民センター、あつぎにぎわい処・番屋、ヤングコミュニティセンター、中央図書館に募金箱を設置。4月15日(金)までの予定で義援金を募っている。集まった義援金は日本赤十字社神奈川県支部を経由し、被災地へ送られる。
愛川町
少年サッカークラブ「ハリマオ」(齋藤増雄監督)は3月19日に町内のスーパーアルプス、いなげや両店舗の店頭で募金活動を行った。被災者のために少しでも力になりたいと、クラブの中から声があがったもの。当日は小学4・5年生とその保護者が参加した。
およそ4時間「地震・津波被害にあった人を助けましょう」と声をからして買い物客らに募金を呼びかけ、72万528円の義援金が集まった。集まった募金はサッカークラブの募金11万7893円と合わせて町の社会福祉協議会に届けるという。齋藤増雄監督は「多くの方が募金に応じていただき、嬉しかった。小さな支援が集まれば大きな力となり、被災者の励みになると信じています」と話していた。
同クラブは創立35年目。指導者はすべてボランティアで、部員は園児から小学6年生まで120名を超える。当日は試合等で参加できなかった学年を除く45名とその保護者20名が参加した。
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