フィンランド発祥のリサイクルカルチャーイベント「クリーニング・デイ」が今月20日、平成町のノジマモールで開かれた。企画したのは、市内で親子向けの子育て情報を発信しているヨコスカママナビ。
このイベントは、現地で2012年にスタート。不要なモノを、リサイクルやリユースで再利用するだけでなく、新しい価値を作り出し、生まれ変わらせる―「アップサイクル」という循環を目指したもの。年2回(5月4週目と8月最終週の土曜日)、開催することを基本に、国内では14年に鎌倉で初実施された。
横須賀でのイベントは3回目。フリーマーケットや物々交換のほか、ワークショップではTシャツヤーンのブレスレットやペットボトルの小物入れを手作り。参加者は身近な「不用品」から新たな商品を作る過程を楽しんだ。「捨ててしまうようなものでも、形を変えて活用できることを、子どもと一緒に学べれば」と主催者のひとり、椎名純子さんは話す。
フィンランドと交流
「アップサイクル」を介した交流も始まっている。ママナビでは、不要となったレトルト海軍カレーの外箱を表紙にしたノート、使用済みの封筒で作ったポチ袋などをまとめ、クリーニング・デイ事務局を通してフィンランドに送った。現地からも手作りリサイクル品が届く予定で、今後、市内のイベントなどで商品として販売される。
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