ソニー湘南TEC 野鳥さえずる癒し空間に 巣箱設け ビオトープ化へ
辻堂のソニー(株)湘南テクノロジーセンターでは、野鳥や様々な動植物にとって住みやすい環境を目指そうと2月5日、有志社員延べ15人で、敷地内に巣箱の設置を行った。
これは、同社が推進している環境保全活動や生物多様性の取り組みの一環。同社の担当者らは、生態系を崩さないよう環境への配慮のもと、藤沢市公園みどり課からアドバイスを受けながら、巣箱づくりのほか、設置時期や場所などを打ち合わせてきた。
作業当日、集まった社員に、敷地内ではエナガやシジュウカラ、コゲラ、アオジ、ツグミなどの野鳥が巣作りをする可能性があること、巣箱に直径2・8cm以上の巣穴を作ってしまうと、スズメなどの鳥が巣作りをしてしまうなどの説明が行われた。その後、脚立を利用して、敷地内の西側2カ所をはじめ、東側3カ所、北側1カ所の計6カ所に巣箱を設置。社員からは、「野鳥が巣作りする姿が見られると良い」などの声が上がっていた。
同社では今後、野鳥が好む水辺を設置し、敷地内のビオトープ化を目指すほか、巣作りがされた際には、市民を交えた鳥の観察会などを企画しているという。担当者は、「環境にやさしく、市民に親しまれる環境づくりを目指す。まずは野鳥が巣作りしてくれることに期待したい」と話す。
東側の湘南モールフィル沿いの巣箱は、歩道から観察することができる。
御所見でスマホ相談4月23日 |
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