設置された電光掲示版
江の島の交通渋滞を緩和しようと、神奈川県は島内駐車場の利用情報が一目でわかる電光掲示板を、島内と１３４号線沿いの３カ所に設置、９月１日から供用を開始した。
休日を中心に、慢性的な交通渋滞になっている江の島。県によると、その原因のひとつとして、島内で駐車場の利用を待つ車で引き起こされている渋滞があるという。観光客は江の島入口から近い駐車場を利用する傾向にあり、他の駐車場が空いているにもかかわらず、情報がなく利用が集中し車が連なる状況も発生している。
電光掲示版は、江の島なぎさ駐車場（３２７台）、観光協会江の島駐車場（78台）、県営臨港道路附属駐車場（３４７台）、島内３カ所の利用状況を「空」「混」「満」の３つの表示で紹介。島の奥にある駐車場の利用を促す効果が期待されていいる。
設置した藤沢土木事務所は「利用が始められたばかりなので、効果の検証はこれから。スムーズな駐車につなげたい」と話している。
なお、混雑情報はインターネットサイト（http://www.enoshima-parkinfo.jp/）でも見ることができ、各駐車場の料金や営業時間などの詳細も確認できる。
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