鎌倉市消防本部は1月13日、2014年中の火災件数と救急出動件数(速報値)を発表した。
火災件数
それによれば昨年1年間に発生した火災は前年比4件増の45件。死者は2人、負傷者は13人で損害額は9153万8千円だった。
出火原因は「放火(疑い含む)」と「たばこ」がそれぞれ6件でトップとなり、以下「こんろ(含む天ぷら油)」「電気関係」5件、「ストーブ」4件と続く。市消防本部は「敷地内や室内に入られないように戸締りをする」「燃えやすいものを家の周囲に放置しない」など放火対策の徹底や、たばこの火の不始末への注意を呼びかける。
救急出動
救急出動件数は前年比1・5%増の1万37件で、初めて1万件の「大台」を突破した。
搬送人数は前年比2・5%増の9629人。1日平均27件の出動があり、市民18人に1人が救急車を利用したことになるという。
一方で「軽症者」が全体の42・1%にあたる4055人を占めるほか、「どの病院に行ったらいいのか分からない」などの問い合わせも依然としてあるという。市消防本部では「要請する人の約6割が65歳以上の高齢者で、高齢化が進むなか今後も同様の傾向が続くと考えている。救急講習などを通じて救急車の適正利用を呼びかけていきたい」としている。
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