当時厳島神社から出発した「自転車ハイキング」
「茅ヶ崎は昔から自転車の街だった―」。そんな思いを馳せる自転車ツーリングイベント「75年前の自転車ハイキング やっぱり茅ヶ崎は自転車のまちだ！」が、11月15日（土）に行われることがこのほど決まった。これは１９３９（昭和14）年５月に茅ヶ崎から箱根までの区間で実施された「自転車ハイキング」に基づき、当時のイベントを再現しようというもの。企画しているのは茅ヶ崎市商店会連合会サイクルライフ研究委員会だ。
同会は「環境に優しく安全で楽しい自転車サイズのまちづくり」を目指し２０００年から活動。今年に入り同会関係者が、当時の地元新聞「明朗の茅ヶ崎」で「自転車ハイキング」が行われた記事を見つけたことがきっかけで事業が立ち上がり、現在会議を重ねている。関連イベントとして10月18日（土）には講演会、また「自転車生活のルーツ・歴史展」と題したクラシック自転車や写真の展示も企画中だという。関係者は「当時の軌跡を辿り、茅ヶ崎の自転車文化を過去から現在へ、そして未来へつなげていきたい」と話す。同会では、展示に使用するクラシック自転車や写真、イベントの協力者を募っている。問い合わせは同会岩澤裕さん【携帯電話】０９０・１７３１・６９４４。
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