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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2019.02.14

平塚湘南RC
響いた感動の調べ
フィリピンでコンテスト

  • 演奏する生徒たち

  • 楽器を持つ子供たちとRCメンバー

 平塚湘南ロータリークラブ(黒柳寿郎会長)=以下湘南RC=が2日、フィリピンのシキホール島にあるラレーナ市営ホールで「笑顔と夢のハーモニー〜鍵盤ハーモニカコンテスト」を開催した。現地の小学校・高校に通う児童・生徒およそ500人が、平塚から贈られた鍵盤ハーモニカで美しい音色を響かせた。

 鍵盤ハーモニカは、花水小学校・なでしこ小学校で不要となったもの。地域のボランティア団体「浜岳リーダーズクラブ」が譲り受け、湘南RCがシキホール島へ送った。

 「厳しい教育環境にある人たちに支援の輪を」と始まったこの取り組みは2014年から続けられ、これまでに400台以上が子供たちの元に届けられている。

 現地には楽器の指導者がいないことから昨夏、湘南RCと関わりのある青少年指導員や大学生の有志が島を訪れ、演奏の仕方などを手ほどきした。

 今回のコンテストでは、ボランティアから指導を受けた子供たちがフィリピン国歌や日本の唱歌「ふるさと」を披露。演奏者たちは踊りを交えるなど独創的なパフォーマンスで集まった観客を魅了した。黒柳会長は「一人ひとりに音楽のセンスと努力する姿勢があり、まさに感動の調べでした」と振り返った。

 「学ぶ環境さえ整えば彼らは皆花開く」と黒柳会長は、今後も支援を継続したいとしている。

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