二宮町商工会青年部(岩田勝利部長)が創立50周年を記念し、梅沢海岸で1月28日(土)に花火大会を開催する。関係者は「冬の夜空に咲く大輪の花火を、家族や友人と楽しんで」と来場を呼びかけている。
50周年記念事業「冬を彩る二宮花火〜昼は菜の花、今夜は花火」は、吾妻山公園の菜の花の開花シーズンに合わせて開催される。7日から始まる「菜の花ウォッチング」を盛り上げ、地域住民と観光客にも花火を楽しんでもらう。
「梅沢海岸での花火イベントは約10年ぶり。二宮町を活性化させたいという願いも込めて企画した」。事業委員長として仲間と準備を進めてきた井上電器商会の井上幸彦さんはそう話す。
協力金を受付
花火は、打ち上げ花火やスターマイン、水中花火、仕掛け花火など約500発。花火師の人件費や会場設営、警備などにかかる費用も含めると事業費は400万円程度になるという。青年部の積立金などを充て、残りのおよそ3分の1は年末で仕事が多忙を極めるなか、部員たちが資金集めに奔走。青年部OBをはじめ、商工会や建設工業会の会員、役員らを訪ねて協賛金を依頼した。
関係者以外にも広く協力を呼びかけるため、飲食店や美容室を営む部員は店舗に募金箱を設置した。商工会館にも箱を置き、開催日まで受け付けている。
当日は午後4時から光のアートパフォーマンスが行われる。花火は午後6時から約15分間。荒天の場合は29日(日)に順延、花火のみ実施する。交通規制があり、会場への車やバイク、自転車での乗り入れは不可。
大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|