戻る

秦野

公開日:2012.01.26

石巻市にシクラメン寄贈
平沢在住の加藤さん

  • マイクロシクラメンを持つ光徳さん

 市内平沢在住の加藤毅雄さん(59)・光徳さん(29)が1月17日、経営する加藤花卉園芸の温室(名古木)から宮城県石巻市に向けてシクラメン150鉢を発送した。



 「東日本大震災で被災した東北地方の人たちを励ましたい」と花の寄贈を思い立ち、秦野市役所が調整して石巻市への発送となった。



 用意したのは、今シーズンから栽培を始めた小ぶりの「マイクロシクラメン」。高さ約15cmと通常の半分程度の大きさで、ミニシクラメンよりもさらに小さい。市内で栽培しているのは加藤さんの温室だけという珍しい品種だ。



 毅雄さんは「(東日本大震災が発生した)3月11日は、テレビの映像で津波に温室が流されていくのを見て、同業者としていたたまれない気持ちになった」と振り返り、光徳さんは「小さい花だけれども、石巻市の皆さんに見ていただき少しでも元気を出してもらえれば良いですね」と話した。



 送られたシクラメンは石巻市役所が受け入れ、各課の窓口に置かれて市民の目を楽しませているという。

 

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    秦野 ローカルニュースの新着記事

    秦野 ローカルニュースの記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS