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脱水症状をおこしやすい夏は要注意 「心筋梗塞」のサインとは
30代のサッカー選手を突然襲った「急性心筋梗塞」。予測や予防はできなかったのだろうか?聖マリアンナ医科大学病院などで、1万件以上の症例を診断してきた『橋本内科・循環器クリニック』の橋本信行院長に取材を行った。
特に異常を感じていない人でも、急に心臓の血管が詰まってしまう心筋梗塞。「突然、激しい胸の痛みが30分以上続き、冷や汗が出てくる場合は、躊躇せず救急車を要請してほしい」と橋本院長。半数以上が突然発症する心筋梗塞は、地震やがけ崩れと同じで、リスクは指摘できるが、発症する時期は特定できないという。危険因子には、主にタバコや高血圧、糖尿病、高コレステロール血症が挙げられるが、その数が多いほど危険性が高まる。「予防には、まずこれらの危険因子を作らないこと。日頃から正しい食事や十分な睡眠、適度な運動を心がけ、健康診断の結果を軽視しないことが第一です」。
脱水を起こしやすい夏・働き盛りも要注意!
また、心筋梗塞は寒い冬に多いとされているが、「脱水症状を起こしやすい夏も注意が必要」と院長。汗を大量にかくことで血管内の水分が奪われ、血液がドロドロになり血栓ができて詰まるという。「暑さや喉の渇きを感じにくい高齢者や、ストレスが多い働き盛りも注意してほしい」。
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