神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2012年7月26日 エリアトップへ

横浜市・東急電鉄(株) 『次世代まちづくり』始動 住民参加の初フォーラム

公開:2012年7月26日

  • LINE
  • hatena
『次世代まちづくり』がスタートした美しが丘の住宅街
『次世代まちづくり』がスタートした美しが丘の住宅街

 先月、横浜市と東急電鉄(株)による、高齢化や住宅の老朽化が進む郊外住宅地を再活性化する事業『次世代まちづくり』のモデル地区に決定した、たまプラーザ駅北側地区(美しが丘1丁目〜3丁目)。その第一歩として今月14日、街づくりを研究する大学教授、モデル地区住民らが参加するキックオフフォーラムがたまプラーザテラスで開催された。当日は、住民から様々なアイデアが集まった。

 駅前は開発が進んだ一方、住宅地では高齢化などが進み始めている、たまプラーザ。そこで市と東急電鉄(株)は今年4月に、高齢者が住みやすく、若い世代も呼び込める住宅地の再生を目指す事業協定を結んだ。

 モデル地区決定後、街の声を聞く初の場となった今回のフォーラムには約200人の住民らが参加した。

住民アイデア集まる

 当日は、「住み続けている理由」「10年後の気がかり」「街づくりのアイデア」をテーマに住民たちから意見を収集し。様々な思いが集まった。

 「地域活動が盛ん」「歩車分離道路がある安全な街」などの意見が出た一方、「坂が多く移動が厳しい」「高齢化で自治会の運営が心配」といった現状が明らかに。今後の街づくりについては、「買い物代行」「自宅を開放して交流場所にする」「シャトルバスを走らせる」などの意見が出た。

 その後、住民アイデアを参考に、美しが丘地区民生委員・主任児童委員の関哉子さん、たまプラーザ連合商店会・中央商店街副会長の松本茂さん、東急電鉄(株)担当者らによるパネル討論を実施。「空き家に新たな交流場所を作るなど、人の流れを作る仕掛けが必要」といった意見が交わされた。

 市と東急電鉄(株)は今回集まった意見をもとに、次世代まちづくり構想を完成させるワークショップを今年度中に4〜5回開催する。

 フォーラムに参加した男性は「高齢化以外の街の現状も見えた。今後の街づくりが楽しみ」と話した。
 

付箋に書かれた住民の意見を掲示
付箋に書かれた住民の意見を掲示

青葉区版のローカルニュース最新6

市歴史博物館にマルチシアターが登場

市歴史博物館にマルチシアターが登場

4月29日、改装した歴史劇場の再オープンで

4月24日

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月24日

「プリンスアイスワールド」が市内カフェとコラボ

「プリンスアイスワールド」が市内カフェとコラボ

5月12日までスケーター推薦のグルメを味わえる

4月24日

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

4月30日〜5月6日、「SEASIDE CINEMA 2024」

4月24日

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

寄付5万円、仕事体験ツアー

4月23日

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

5月29、30日 パシフィコ横浜とオンラインで

4月23日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「緑内障で併用してはいけない薬について」 コラム【33】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    4月11日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook