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風疹流行 妊娠望む女性は注意
風疹の患者数が今年急増している。横浜市内でも、患者数が既に昨年の約2・3倍(7月31日現在)に達し、今後も警戒が必要だ。風疹の流行時に気を付けることは-きくち内科の菊池敏樹院長に話を聞いた。
風疹の症状は主に発疹、発熱、リンパ節の腫れがある。症状が風邪と似ているため、その診断は血液検査による詳細なものでないと難しいという。「流行時、もっとも注意すべきことは妊娠中の感染です」と菊池院長。妊婦が風疹にかかると、胎児に感染し、白内障、心疾患、難聴、精神や身体発達の遅れなどの障害を持って生まれる『先天性風疹症候群』の可能性がある。
特に妊娠初期の感染は、先天性風疹症候群を引き起こす可能性が高い。「妊娠中の予防接種はできません。妊娠前の予防が不可欠です」と菊池院長。また、『幼少期に感染した』『予防接種を受けた』という人も、思い違いや加齢により抗体価(風疹に対する免疫力)が下がっていることもある。「これから子どもを考えている女性は、必要に応じて抗体検査を行い、予防接種が必要かどうか、かかりつけ医と相談して下さい」。
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