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青葉区版 公開:2012年8月16日 エリアトップへ

横浜開港祭スウィーツコン 『田奈プリン』がグランプリ 田奈駅前・セリーヌ洋菓子店

公開:2012年8月16日

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▲2代目・大森正巳さんと和美さん
▲2代目・大森正巳さんと和美さん

 6月に行われた第31回横浜開港祭のイベントのひとつ『第3回YOKOHAMAスウィーツパラダイス』で、田奈駅前のセリーヌ洋菓子店の”田奈プリン”が、グランプリを受賞した。

 これは、開港以来多くの異国文化を取り入れてきた横浜で、新たな地元スイーツの発信を目指すもの。公募などで市内12の菓子店が集結し、来場者投票でグランプリを決定した。昨年から被災地復興支援のために、東北の食材を使ったスウィーツが出品されている。

5年の試行錯誤

 今回参加したのは、2代目の大森正巳さん(30)。卵形カップに入ったプリンは、山形県蔵王の卵や福島県会津の牛乳を使用(出品当時)し、クリーミーな口どけだ。「夏でも濃厚かつさっぱり食べられるように」と、喉ごしの良さにこだわった。「砂糖を減らしてみたり、卵を増やしてみたり…」。奥様・和美さんと、初代であり父の敬志(けいし)さんと3人で試行錯誤。完成までには延べ5年の年月が掛かった。

地元愛たっぷり

 父・敬志(けいし)さんが現在の地に店を構えたのは、昭和52年。田奈唯一の洋菓子店として、36年間、地元住民に愛され続けてきた。

 「その先にある笑顔を」をポリシーに、ケーキ店では珍しく夜10時まで営業。『妻の誕生日を忘れていて…』と閉店間際に駆け込んでくる人も多く、そのホッとした表情や、その帰りを待つ人の笑顔が励みだ。

 田奈の街とともに育った正巳さん。プリンには、あえて田奈の名前を付けた。「グランプリは嬉しい限り。感謝の気持ちでいっぱいです」。はにかむその笑顔には、地元・田奈への愛がたっぷりと詰まっている。
 

◀クリーミーで程良い甘さ
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