振り込め詐欺 未然抑止に感謝状 横信 あざみ野支店
振り込め詐欺の被害を未然に防止したとして5月10日、青葉警察署(樫村裕署長)から「横浜信用金庫 あざみ野支店」へ感謝状が贈られた。
高額の預金引き出しに訪れた女性に対し、同支店受付窓口の小口優さんが、積極的な声かけを実施。その後、川島一浩支店長らと預金引き出しの理由や電話番号変更の確認作業などを行い、振り込め詐欺を未然に防止した。
川島支店長は「日頃、青葉署から(振り込め詐欺の)情報をいただいておりますので、受付窓口の担当者には特に気を付けるように注意を促しています。お客様の大切な資産を守ることができて良かった」と話す。
犯行形態はすべて手交付
同署管内による2013年の振り込め詐欺発生状況(5月10日付)は5件。被害金額は2100万となっている。うち1件は未遂だが、犯行形態はすべて、犯人グループに現金を手渡す「現金手交付型」だ。
2012年の被害状況を見ても18件中、12件が「手交付」で、金融機関から現金を振り込む形態が少なくなっている。同署によると「金融機関の協力もあり、大口の引き出しや振り込みには注意喚起が行われているので、犯人グループに現金を直接手渡す方法が近年増えている」と指摘する。
また、現金の要求名目では「カバンの紛失」が多い。同署生活安全課の担当者は「(息子や孫を偽る人から)カバンを失くしたと電話があったら、まず(振り込め詐欺を)疑って欲しい。そして、本人に電話をして確認をとることが抑止につながります」と注意を促す。
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