青葉区 人物風土記
公開日:2013.10.17
青葉台商店会の青年部長に就任した
木村 竜治さん
青葉台在住 36歳
「青葉台」のパイプ役に
○…「今まで支えてくれた先輩方と若手をつなぐパイプ役になれたら」。青葉台駅周辺の店舗を中心とした青葉台商店会「青年部」の舵取り役になった。青年部発足後、青葉台連合自治会の環境浄化活動に初参加。違法駐輪へのステッカー貼りや街の清掃に汗を流した。「まずは知ってもらい、少しずつ街に馴染んでいきたい」。地域住民とコミュニケーションを重ね、若手で青葉台を盛り上げていく。
○…佐賀県出身。佐賀、大分と幼少期を過ごし、小学校4年の3学期から青葉台小へ転校する。「友達と別れる寂しさより、新しい友達ができる前向きな気持ちだった」と当時を振り返る。「青葉台」の第一印象は、「自然が少ないなぁーって、家がポツンとある寺家町みたいな所で生まれ育ったからね」。転校を繰り返す小学生時代。我が子を心配する両親の思いとは別に「転校早々、大分弁全開で近所を大騒ぎしていたみたい」。さすがは九州男児。
○…趣味は中学から始めたバドミントン。「何気なく体験入部したら、楽しくて、でも学内で一番きつい部活だった」と苦笑い。毎日の練習に加え、地元クラブチーム「TOPもえぎ野」にも参加。「お正月も練習してたから」と努力を重ねた結果、県大会でベスト4に入る腕前に。「高校にもスポーツ推薦で行けました」。今でも地元チームのコーチや裏方として競技に携わる。
○…大学卒業後、OA機器の法人営業に従事。その後転職し、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。2年程前に仲間と不動産取引やライフプランニング業務を行う「(株)プロストライフ」を青葉台で立ち上げた。「九州出身だけど、やっぱり青葉台に愛着があるのかな」。同級生と飲むと決まって出る話がある。80年代まで青葉台駅前で行われていた盛大な夏祭り。「将来的には、駅周辺で『青葉台』を代表するお祭りをまたやりたい」。異業種が集まる若手メンバーをまとめ、次代の青葉台を担う。
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