青葉区在宅医療連携拠点運営委員会が2月18日に青葉区医師会館で行われ、その中で市ヶ尾カリヨン病院の歯科医、松原麻梨子さんが講演を行った。
講演のテーマは「訪問診療における嚥下評価」。区職員や医師、歯科医、薬剤師、栄養士、理学療法士らを前に、松原さんが昨年8月に始まった同病院の取り組みを講演した。
松原さんは、肺炎で亡くなった人のうち、70歳以上では70%以上が、90歳以上では95%近くが誤嚥性肺炎だったことを指摘し、超高齢社会と摂食嚥下障害は切っても切り離せないと説明。
一方で、口から味わう「食べる楽しみ」も重要であると話し、嚥下機能を評価する検査をして、能力に応じたリハビリを行い、適切な食事を考えることで、人生を豊かにできると語った。同病院では、グループ内の高齢者施設や地域の在宅で取り組んでいるという。
講演では、医師や看護師ら在宅医療に携わる人の連携が重要と話し、ノウハウの共有を含めて連携を強化していきたいと語っていた。
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