昨年開園50周年を迎えた奈良町のこどもの国の歩みをまとめた「こどもの国50年史」が近隣の学校や図書館などへ寄贈されている。
この本は、同園関係者らが出版にこぎつけたもので、A5判416ページ。本の最初には、同園の昔と今の写真が紹介されている。本文では、宅地開発が進む中で緑を守り、弾薬庫跡地があることから平和教育の場にもなってきた同園の社会的な役割などが記されている。
中心となって執筆した三国治園長は「こどもの国は、自然の遊び場が必要という社会的要請を受けて誕生した」と語る。2000年以降、同園入場者数は増加傾向にあり、昨年度の来場者数は90万人を超えていることから「50年が経った今でも変わらず自然のなかでのびのび遊べる場が求められている」と分析する。
同書が寄贈されたのは、あざみ野の山内図書館を含む横浜市内の18図書館。このほか川崎市や町田市の図書館などにも寄贈している。同園事務所で閲覧も可能。詳細は同園【電話】045・961・2111。
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