神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2016年8月25日 エリアトップへ

奉仕団体「横浜田園ロータリークラブ」の新会長に就任した 高橋 忠夫さん 緑区在住 66歳

公開:2016年8月25日

  • LINE
  • hatena

常に考える「地域密着」

 ○…青少年の健全育成から藤が丘駅前にあるバラ園の管理、奨学金の支給など各種奉仕活動を行っている横浜田園ロータリークラブ。2016〜17年度の会長として、何度も口にするのは「地域密着」。28人の会員をまとめながら地域への貢献と活動の発信に心を砕く。

 ○…知的障害者のための作業所やグループホームを恩田町など市内8カ所で運営する社会福祉法人「湧翠(ゆうすい)会(かい)」の理事長を務める。法人の基本理念は「自分なりの自立を」。障害者が毎日の作業を通じて、自分なりに社会参加ができるようにし、大切にしているのは「当たり前に、普通の生活ができること」。子ども時代を振り返れば、障害のある子もない子も一緒に遊んでいた。それが当たり前で、障害の有無など意識しなかった日々。それが今の法人運営につながっている。「障害者を社会的弱者として見たことはない。弱いから、助けようと思ったことはない」とはっきりと語る。

 ○…秋田市出身で、福祉を大学で専門的に学ぶために上京。卒業後はサラリーマンとなるも、障害者に対するボランティアを続けるにつれて気持ちは福祉の仕事へ。横浜市内の特別養護老人ホームの職員に転職し、障害児施設勤務を経て独立した。仕事は多忙で、休みもなく、趣味の釣りやゴルフを楽しむことはなくなったが「まだまだ仕事は第一線」と快活に笑う。次に考えているのは地域への施設開放。ここでも意識は「地域密着」。そして、それが障害者への理解を深めることにつながればと願う。

 ○…「ロータリークラブは地域の役に立とうという人の集まり。活動は刺激になる」と話す。最初に入会したのは法人の拠点を当時置いていた旭区のクラブ。拠点を青葉区に移したことを機に、田園ロータリークラブに入会した。「自分を振り返った時に、こんな人生で良かったよね、と思いたい」。常に全力で障害者の福祉とクラブの奉仕活動に取り組む決意だ。

青葉区版の人物風土記最新6

宇多(うだ) 範泰さん

4月1日付で青葉消防署長に着任した

宇多(うだ) 範泰さん

旭区在住 53歳

4月18日

加藤 良次さん

4月に横浜美術大学の新学長に就任した

加藤 良次さん

青葉区在勤 66歳

4月11日

鎌田 純さん

3月19日付で青葉警察署の署長に着任した

鎌田 純さん

市ケ尾町在住 58歳

4月4日

桑名 俊二さん

学校歯科医を45年間務め、このほど定年となる

桑名 俊二さん

美しが丘在住 75歳

3月28日

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

宮原 洋明さん

中里地区青少年指導員の会長としてヒコーキ大会の運営にあたった

宮原 洋明さん

大場町在住 68歳

3月7日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「緑内障で併用してはいけない薬について」 コラム【33】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    4月11日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook