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青葉区 スポーツ

公開日:2017.11.09

日体大
五輪見据えコート設置
ビーチバレー強化に本腰

  • ビーチバレーのエキシビションマッチ

  • 川合俊一会長

  • 新たに整備された防災倉庫

 日本体育大学の横浜・健志台キャンパス=鴨志田町=にビーチバレーコートが設置され、11月1日に竣工式が催された。

 国内大学でコートを設置したのは2番目。竣工式冒頭であいさつに立った松浪健四郎理事長は「ビーチバレーは五輪種目。本学として、どうしても力を入れなければならない。念願のコートができたことを喜んでいる」と話し、2020年の東京五輪を見据え、競技強化に役立てることを視野に設置したと説明した。

 また、同大卒業生で現在日本ビーチバレーボール協会会長を務める川合俊一氏も出席。川合氏は過去の五輪でもビーチバレーが観客動員数1位だったことなど世界的に人気種目であることを説明。「東京五輪に向けて強化の拠点が必要。今回の設置はビーチバレーの発展にプラスだ」と語った。

 当日は竣工式のほか、エキシビションマッチとして同大学に所属又は卒業し、現在も活躍している草野歩・西美穂選手ペアと、藤井桜子・藪見真歩選手ペアが対戦。出席者にビーチバレーの迫力を伝えていた。

 同大はコートの隣接地に多目的スペースや防災倉庫、防災トイレも新たに整備。災害時に近隣住民の利用を想定しているほか、コートを使い、住民も参加可能な教育的イベントも検討している。

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