第5回青葉区民マラソンが11月25日に開催され、男子はすすき野在住の杉山秀人(しゅうと)さん(29)が昨年に続いて連覇を達成した。女子はたちばな台在住の榎本久子さん(41)が3度目の優勝を飾った。
区役所第1駐車場をスタートし、田園風景などを楽しみながら10Kmのコースを走る区民マラソン。区制20周年を記念して2014年から始まり、5回目の開催となった今年は973人が申し込むなど秋のスポーツイベントとして定着している。
男子優勝の杉山さんの記録は33分21秒。初出場で初優勝を飾った昨年よりもタイムを若干落としたが、「腹痛があり、コンディションの悪い中だった。勝てて良かった」と安どの表情。スタート直後から独走だったが、冷静にラップを刻み、1位となった。杉山さんは「来年も勝って3連覇したい」と改めて意欲を語った。
一方、女子優勝の榎本さんの記録は41分35秒。榎本さんは今回で4度目の出場だったが、第1回、第2回大会で優勝、第3回大会も3位と表彰台の常連。地力の差を見せつけた。普段は鶴見川周辺を走っているという榎本さん。「自信がなかったが、優勝できてうれしい」と喜びを語った。現在は1月の大阪国際女子マラソン大会に向けて練習をしているという。
大会の応援アンバサダーは日本体育大学卒業で、1992年のバルセロナ五輪男子マラソンに出場した谷口浩美さん。声掛けやハイタッチをしながら、出場者と一緒に10Kmを走ったという。大会後には谷口さんのサイン争奪じゃんけん大会も行われ、参加者たちは楽しんでいたようだった。
2位以下の結果は次の通り。敬称略。【男子】2位/谷征夫(34分39秒)、3位/林一宏(35分27秒)【女子】2位/川井麻由美(44分54秒)、3位/西山裕美(45分58秒)
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