美しが丘地区でまちづくり精神を継承しようと活動する「１００段階段プロジェクト」が３月20日、美しが丘小学校の卒業式に合わせて花道を作り、記念すべき子どもたちの門出を祝った。
創立50周年を迎えた美しが丘小学校の前には、通称「百段階段」があるが、同団体は市の助成を受けてこれを同小児童らとともにカラーリングした経緯がある。今回はプロジェクトメンバーのほか、同小放課後キッズクラブらと花を植えた鉢のカバーをペットボトル容器で作成。式当日の朝にパンジー80鉢を百段階段脇に設置して卒業生を出迎え、その後に花をプレゼントした。
花を受け取った男児は「卒業して仲間と別れるのは寂しいけど、中学で頑張りたい」と話し、「地域と繋がっているんだな」と語っていた。企画した藤井本子さんは、「子どもたちに色々なことを思い出として残してもらい、地域の人々が自分たちのことを考えているんだなと感じてもらえれば」と話していた。
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