震災など大規模な災害が起きた際のペットの対策を学ぶ講演会が3月16日、たまプラーザ地域ケアプラザで開かれた。主催したのは、災害時に動物救援活動を行う拠点「動物救援センター」の1つに市から認定されている平和会ペットメモリアルパーク=美しが丘西。
当日は、被災したペットの救護に関する支援等を行う全国組織、一般財団法人ペット災害対策推進協会の沼田一三常務理事が講演し、阪神淡路大震災を契機に発足した同協会の活動内容や過去の救護実績などを解説。東日本大震災では発災翌日から活動を始め、その後4年間以上にわたって1000頭以上の犬や猫などの被災動物を保護した同協会。沼田さんは「まずは飼い主の心構えとして、自分の命を守ることがペットを守ることにつながる。避難先の確認やペット用の備蓄など、日頃の備えが大切」と呼びかけ、真剣に頷く参加者の姿が見られた。
その後、区職員から市の災害時ペット対策や、地域防災拠点にペットと避難する場合のルールなどが紹介された。参加者からは「救援センターの話や公助の取組みを聞け、いろいろ考えるきっかけになった」といった声が聞かれ、主催した平和会の担当者は「災害時に大切なペットをどう守るか、そして救援センターのことも知っていただけてよかった」と話した。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>