青葉区版 掲載号:2019年4月25日号 エリアトップへ

横浜市 「心臓リハビリ」普及に着手 市内病院中心に体制構築

社会

掲載号:2019年4月25日号

  • LINE
  • hatena

 運動療法や食事管理などを通して、心疾患や血管疾患の再発を予防する「心臓リハビリテーション」(心リハ)。横浜市は今年度から、市民が身近な病院や施設等で心リハに取り組める体制づくりを進める。

 運動療法や食事管理、生活指導、服薬など様々な側面から取り組まれる心リハ。基本的に医師や理学療法士のもと入院や通院をしながら行うが、日常的に取り組むには地域のスポーツセンターやジムなどの身近な施設で継続していくことが理想とされる。

 心リハは心疾患や血管疾患の再発予防につながるとされるものの、これまで一般に普及が進んでこなかった。横浜市も同様で、心疾患の患者数は市内で年間約5万人と推計されるが、心リハ受診者数はこのうち約500人程度と低い状況だ。

認知拡大ねらう

 市は普及をめざした初年度の取り組みとして、心リハの実績がある市内数カ所の病院を「強化指定病院」に選定。これらを中心に、ほかの病院やスポーツセンター、民間のジムなどと協力体制をつくっていく考え。

 市の意向を受けた強化指定病院は、心リハの認知拡大に向け、これらの施設関係者や市民向けの講座も実施していく。「まずは心リハに関する知識を広く知ってもらうことから始めたい」と市医療局担当者。市は今後5年間で、心リハの受診者数3倍を目標としている。

 昭和大学藤が丘リハビリテーション病院(青葉区)は心リハに関する施設基準を2011年度に取得し活動を行っている。患者は医師らの管理のもと心拍数を計測し、エアロバイクやウォーキングなどを実施=写真。リスクのない範囲で心臓に負荷をかけることが、機能回復に欠かせないという。同院の礒良崇医師は「脈のとり方など、自己管理術も学んでもらう。退院後も適切な運動を継続することが、再発予防になにより重要」と説明する。

 日本心臓リハビリテーション学会(東京都)の大宮一人副理事長は「自治体によるこのような取り組みは珍しく、喜ばしい。普及に成功すれば全国的にも良い影響があるのでは」と話した。

青葉区版のトップニュース最新6

知事賞に伊藤さん

学生科学賞県作品展

知事賞に伊藤さん 教育

すすき野中は学校賞受賞

10月29日号

事業のオンライン化推進

市内ケアプラ等

事業のオンライン化推進 社会

全館にWi−Fi整備へ

10月29日号

新人賞で詩集を出版

区内在住草間さん

新人賞で詩集を出版 文化

地域での日常、散りばめて

10月22日号

外国人の相談窓口開設

横浜市居住支援協議会

外国人の相談窓口開設 社会

国の人手不足対策と連動

10月22日号

増える自殺 救うには

増える自殺 救うには 社会

精神科医・内田教授に聞く

10月15日号

街路灯維持 揺らぐ商店街

街路灯維持 揺らぐ商店街 社会

補助金活用も改修費重荷

10月15日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月10日0:00更新

  • 9月3日0:00更新

  • 6月18日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

「透明な街」テーマに個展

市民ギャラリー

「透明な街」テーマに個展

服部篤浩さん

10月22日~11月3日

青葉区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • おばあちゃん先生の子育てコラム

    おばあちゃん先生の子育てコラム

    第9回「秋は薄着を始める好機」

    10月29日号

  • 目のお悩みQ&A

    専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

     第4回「単焦点レンズと多焦点レンズ、どっちがよいレンズ?」

    10月29日号

  • 市、追加調査で準備進める

    〈連載【14】〉国の申請受付が延期に IRと横浜

    市、追加調査で準備進める 社会

    10月22日号

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年10月29日号

お問い合わせ

外部リンク