青葉区にゆかりのある若手アーティストを連載で紹介するコーナー。
第1弾の今回は、横浜美術大学出身の高橋祐次さん(25)。同大卒業制作で金兎賞、文芸社第10回えほん大賞を受賞し、「山びこくん」を出版した経歴を持つ。その後、東京藝術大学大学院修士課程を修了し、現在は百貨店で個展を開くなど活躍の場を広げている。
砂とアクリル絵具を混ぜて描く作品が特徴。建物が好きなことから、直線を生かして架空の街を生み出している高橋さん。不思議な雰囲気でありながら、どこか懐かしい作風について、「余白などの“抜け”を作ることで、創造力を入れ込む余地を作っている」と高橋さん。
目指すのは「大人のグラフィックノベル」だ。尊敬する作家はショーン・タン。ストーリーを想像しやすいが強制させず、騒がしくない作品が理想という。「絵本だけど小説のようなそんな大人向けの絵本を作っていきたい」
表参道で個展
表参道の新生堂(港区南青山5の4の30)で個展を開催。8月22日〜9月6日の期間で、午前11時〜午後6時(最終日は5時まで)。日・祝休。無料。50号の大作から小品まで約20点が揃うので、ぜひ訪れてみては。
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