青葉区で活動する社会人ハンドボールチーム「桐球会」が、6月28日から30日まで埼玉県で行われた「第49回関東クラブハンドボール選手権大会」で初優勝を果たし、関東社会人王者となった。
神奈川県を含め、1都7県から代表1チームが参加する同大会。桐球会は5月に行われた神奈川県予選大会を2位で突破し、出場権を獲得した。
キャプテンの福下雄太郎さんが「社会人のレベルが高い」と話す県の予選を突破し、自信を持って関東大会に臨んだ桐球会は、初戦で麻生フェニックス(茨城)を29対23で撃破。初戦でうまく波に乗ると、続く準決勝は神楽坂会(東京)に31対22と大差で勝利。決勝は蓮田クラブ(埼玉)との対戦となったが、29対24と実力差を見せて優勝を果たした。
「県代表として責任も緊張もあったが、決勝戦には多くの友人も応援に駆け付けてくれた。優勝は純粋にうれしい」と福下さんは感想を話す。
実業団と互角目指す
桐蔭学園高校OBチームとして15年ほど前に発足した桐球会。20代から40代まで30人ほどがメンバーで、練習は週2日から4日、1日3時間。桐蔭横浜大学のハンドボール部と合同で練習することもあるなど、社会人チームとしては別格の練習量を誇る。インカレに出場経験がある福下さんを中心に攻撃的なチームを作り上げ、今後は「県外の大会で神奈川県の強さを示したい」。また、「14日から日本選手権予選が始まる。強豪の実業団と互角に戦えるようになりたい」と今後を見据える。
一方、美しが丘西小学校で教員を務める福下さん。「子どもにハンドボールの楽しさやチームスポーツの魅力を伝えたい」と別の目標も語っていた。
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