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公開日:2026.01.01

藤が丘駅前再開発
市が計画決定と事業認可
完了までに10年見込む

  • 藤が丘駅前地区のイメージパース

 横浜市は12月15日、藤が丘駅前地区における都市計画決定および土地区画整理事業の認可を告示した。これを受け、東急(株)と学校法人昭和医科大学による駅前ショッピングセンターや病院の建て替え、公園・広場の再整備を柱とした大規模な一体開発が始動する。

 同地区は交通利便性が高い一方で、これまで駅周辺施設の老朽化や土地利用の効率性が課題となっていた。今回の計画では、約2・2ヘクタールの施行面積において、駅周辺を「商業・住宅」「沿道」「公園・病院」の各街区に整理し、歩行者ネットワークを強化する。

新病院、新住宅も誕生

 同事業で注目されるのが、昭和医科大学藤が丘病院の全面建て替え。地上14階、584床を備える新病院へと刷新され、2029年度から建築工事が開始される予定だ。また、駅前のシンボルとなるショッピングセンターも地上10階建ての住宅・店舗複合施設へと生まれ変わる(30年度以降に完了予定)。

 さらに、約2700平方メートルの交通広場も再整備され、バスやタクシーの利便性向上が図られる。

 事業全体の完了は10年後の35年度を見込んでおり、病院、住宅、公園が融合した持続可能な駅前拠点の形成を目指す。

 今後は事業の進捗に合わせ、特設サイトなどで詳細が随時公開される予定だ。

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