日本女子サッカーの最高峰、なでしこリーグ1部で戦う、青葉区鴨志田町の「日体大FIELDS横浜」。今季9節が終わり、あさって8月31日(土)に折り返しとなる第10節が行われる。
昨季から1部で戦うフィールズは日本体育大学女子サッカー部が母体の2015年設立のチーム。その監督を今季から務めるのが、U―17日本女子代表監督の経歴を持つ楠(くすの)瀬(せ)直木(なおき)監督(55)だ。現在の成績は2勝6敗1分の全10チーム中9位。楠瀬監督は苦しい前期を「簡単ではない」と振り返る。
学生中心の若いチーム
フィールズは社会人選手がほとんどおらず、選手の大半は日体大の学生が占める。同大の女子サッカー部は全国大会で優勝するなど大学の中では屈指の強さを誇るが、「トップリーグで日本代表みたいなチームと戦うのは、やはり経験値が足りない」と楠瀬監督。また、学生ゆえに学校の活動や大学リーグ参戦などから集中がしづらい環境も難しいという。
一方でチームに若さがあり、吸収力やモチベーションの高さには驚かされることもあるという。「戦術面やスキル、これまでの監督の教えも継続されており、思ったよりもできてきている。メンバー同士で同じ価値観の共有もあり期待はできる」
1部の自動残留は8位以内が条件。後期に向け「上位チームには食らいつき、下位チームからは必ず勝ち点を取る。チャンスをものにしていければ」と意気込みを語った。
サポーターの力に期待
楠瀬監督は選手のモチベーションに繋がるというサポーターの力へも期待を寄せる。「大学生らしさを出して、どんな結果でも拍手をもらえるような戦いをしていきたい。ぜひ試合会場へと足を運んでいただければ」
注目の第10節は浦和レッドダイヤモンズレディースと。後期ホーム初戦のINAC神戸レオネッサ戦は9月8日(日)、保土ケ谷公園サッカー場で。詳細は公式サポータークラブHP【URL】https://blue-s-official.com/へ。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>