幼稚園、認定こども園では正規の教育時間以外に、子どもを朝と夕方まで預かるサービスを実施し、共働きのニーズに応えているケースが多い。
中でも横浜市が認めた園は「横浜市私立幼稚園等預かり保育事業」として平日7時30分から18時30分まで長時間の預かりを行っている。
同事業には「通常型」と「平日型」があり、通常型は平日に加えて土曜日(7時30分から15時30分)や夏休みなどの長期休業期間中も対応。一方、平日型は土曜日休園、夏休み期間中にも最大5日間休園となる(※両型ともに年末年始は休園)。
保護者負担は今年9月まで上限月額9000円だったが、10月からの「幼児教育・保育の無償化」に伴い、3歳児クラス〜5歳児クラスまでと満3歳児の市民税非課税世帯は無償化される。ただし、満3歳児の市民税課税世帯については上限月額9000円で変わらない。
青葉区内では、愛和・愛和太陽・あざみ野白ゆり・市ヶ尾・美しの森・おおば白ゆり・田園江田・田園都市・奈良・藤が丘・みたけ台・もえぎ野・横浜さくら・横浜モンテッソーリ・三陽・青葉台・ナザレ幼稚園の計17園が「横浜市私立幼稚園等預かり保育事業」として実施している。ただし、通常型か平日型かは各園で異なるため、個別に確認を。
預かり保育を利用するためには、1日4時間以上、月12日以上働いているなど条件があり、保育の必要性を横浜市が認定する必要がある。
一方、上記事業ではなく、梅が丘天使・國學院・桐蔭・かえで幼稚園と玉川学園幼稚部の5園は、独自に預かり保育を実施。3歳児クラス〜5歳児クラスまでの子どもが利用した場合は1日あたり450円、月額1万1300円まで無償化される。また、満3歳児の市民税非課税世帯は月額1万6300円まで無償化(いずれも料金は一旦納入後払い戻し)。園独自の預かり保育を利用する場合も保育の必要性を市が認定する必要がある。
幼稚園や認定こども園は各々特色のある教育を行っている。共働きなどの場合に保育所だけを選択肢にするのではなく、3歳〜5歳の場合は幼稚園、認定こども園の預かり保育の利用も検討してみてはいかがだろうか。
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