夜な夜なワインや本、音楽好きの大人たちが集まるダイニングバー「ヴィーノ・ヴィーヴォ」。その経営者が「月刊プレイボーイ」の元編集長・鬼木眞人さん(70)だ。
鬼木さんは1974年に集英社に入社し、翌年アメリカの月刊誌「PLAYBOY」日本版の創刊準備室に配属。以来同誌の編集者として第一線を駆け抜け、とりわけニュース部門に精を出す。ロス疑惑や天安門事件、ベルリンの壁崩壊を取材するなど世界38カ国を回り、96年からは編集長として活躍してきた。
現在の店を開いたのは約6年前。63歳のリタイア後に自宅がある青葉台周辺で自身や妻が好きな「肉料理がメインの店がなかった」ことからダイニングバーの開店を決意。現在は鬼木さんの人柄などに惹かれた本好きやクリエイターなど多くの地域住民が集まり賑わいを見せる。そのほか、知り合いのミュージシャンらが集まったことから音響設備も整え、月に一度はライブイベントを実施中だ。
「上質な大人」について聞くと、「自分がそう思われたらあれだけど」と笑いながら学生時代に熱中し、現在もW杯で「寝不足になる」というラグビーの5大憲章を上げてくれた。「品位・規律・尊重が特に大事。自分もそうありたいけど、青葉の大人は品位があるよね」と格好良く微笑んだ。
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