第6回青葉区民マラソン大会が11月24日に区役所周辺で行われ、男子は杉山秀人さん(30)が3連覇、女子は草場史佳さん(22)が初優勝を飾った。当日は男女合わせて828人が秋の青葉路10Kmを駆け抜けた。
青葉ふるさと協議会(関根宏一会長)と運営委員会(菊池侃二委員長)が主催する同大会。2014年の区制20周年を記念して始まり、区制25周年を迎えた今年で6回目の開催となった。
前日からの雨でコンディションが心配されたが、スタート前には天候も回復。号砲前にあいさつに立った菊池委員長は、雨の中での準備が大変だったことに触れながら参加者を激励。続いて小出重佳区長が「大会の意義は競技とともにオール青葉のつながりを深めていくこと」と述べ、開会を宣言した。また、昨年に続き大会アンバサダーとして元マラソン選手の谷口浩美さんが登場。谷口さんは「路面が濡れている。コケちゃわないように、けがのないようにがんばりましょう」とメッセージを送り、会場を和ませた。日本体育大学ソングリーディングクラブの応援もあり、華を添えていた。
男子優勝の杉山さんはすすき野出身で、区内在勤。優勝タイムは32分59秒で、3連覇に「ほっとしている。設定通りのタイムで走れた」と振り返り、喜びを語った。週5日練習し、全国のフルマラソンに出場している杉山さんは、自己ベスト2時間26分を持つ市民ランナー。来年は「4連覇を目指したい」と意欲を見せた。
女子優勝の草場さんはすすき野在住で玉川大学生。40分33秒の好記録で初出場、初優勝した。中高は陸上部だったが、長距離は中学時代に駅伝に出場した程度。しかし、大学では先日引退するまでハンドボール部に所属しており、練習の成果が発揮された。草場さんは「後方のスタートで、前へ前へと気持ちよく走れた」と笑顔。「連覇に挑戦したい」と語った。
2、3位記録は以下。敬称略。【男子】2位/小嶋晃(33分33秒)、3位/鳥越健吾(34分36秒)【女子】2位/榎本久子(40分40秒)、3位/松本菜穂(43分39秒)
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