青葉区版 掲載号:2020年2月20日号 エリアトップへ

映画化された『スマホを落としただけなのに』シリーズの原作者 志駕晃(しがあきら)さん 横浜市在住 57歳

掲載号:2020年2月20日号

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ライバルはスマホ

 ○…3年前に発表したデビュー作『スマホを落としただけなのに』がいきなり映画化、シリーズ累計91万部と異例のヒット。2月21日には早くも続編が公開される。物語のスピード感が作品の持ち味だが、自身のこととなると、実感が湧かない様子。一方で「見終わった後に誰かに話したくなるような映画に仕上がっていた」と原作者としての喜びをかみしめる。

 ○…誰もがあり得るスマホを落としたら、という身近なテーマの着想は自身の経験から。「実は今でも酔っぱらって年2回はスマホを落としています」と苦笑い。20年来暮らす横浜は「歴史もあり絵になる街。小説の舞台にぴったり」。休日には横浜の本屋巡りを楽しみ、自分の本が置いてある売場をツイッターで密かに発信しているとか。

 ○…綾瀬市で育ち、少年時代の夢は漫画家か小説家。厚木高校の美術部でアニメ製作を手掛け、明治大学では漫画研究会に所属。サラリーマン経験を作品作りに生かせればと卒業後、ニッポン放送に入社した。すると大好きな物作りの才能が開花し『オールナイトニッポン』等の人気番組を手掛ける名物ディレクターに。時間に余裕ができた48歳から小説を書き始め、開発局長時代に作家デビュー。今も子会社に勤務しながら早朝2時間を執筆にあてる「二足のわらじ」生活を続ける。

 ○…「小説もラジオもイノベーションが必要。スマホのように面白いコンテンツを作り続けないと」。SNSのなりすまし、仮想通貨流出、東京五輪のサイバーテロなど小説の題材では珍しい時事問題をあえて扱うのもその一つ。「普段本を読まない若い人にも面白いと思って読んでもらえたら。ライバルはスマホ」ときっぱり。業界の常識を打ち破り、新たな発想で物作りに挑んでいく。
 

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