市立鴨志田中学校(浜崎利司校長)の女子剣道部が11月に行われた「青葉区中学校秋季剣道大会」の女子団体の部で優勝し、同大会6連覇を果たした。男子も3位入賞し、ともに12月下旬に行われるブロック大会シード権を獲得。大会に向けて練習を重ねている。
今年は新型コロナウイルスの影響で春の大会などが全て中止になり、3年生は最後の大会だけでなく、対外試合を一度も行うことなく引退した。主将を務めていた篠原美央さん(3年)は「去年の県大会で初めて大将を任されたのに力を発揮できなかった。今春の大会こそはと頑張っていたのに残念だった」と悔しさをにじませる。
学校再開後の部活動では、防具の面の下にフェイスシールドとマスクを着用しなければならず、15分も練習すると呼吸が苦しくなる厳しい環境。しかし、部員たちはめげずに練習に励み、秋季大会で6連覇を達成。主将を引き継いだ2年生の漆原純麗さんは「先輩たちから託されたバトンを繋げることができてよかった。先輩たちの分まで頑張れるように、次のブロック大会でも優勝し、県大会上位を目指したい」と力強く語った。
男子も3位入賞果たす
男子も団体の部3位を勝ち取り、シード権を得てブロック大会出場を決めた。3年生の前主将、本田聖貴君は「昨年逃したシード権を奪還してくれて嬉しい。これからも苦しい試合が続くと思うけれど、勝ち続けてほしい」と後輩にエールを送った。新しく主将を務める古宮翔哉君(2年)は「コロナで練習できない期間が続いたけれど、先輩たちの悔しさを晴らすためにみんなで頑張った。ブロック大会でも入賞を目指したい」と意気込みを語った。
県大会へと繋がるブロック大会は、男子が12月20日、女子は27日に行われる。
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