神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2021年2月18日 エリアトップへ

【Web限定記事】乳幼児の親子と25歳までを対象とした「たまプラーザ駅徒歩2分図書館」を1月にオープンした 青柳 志保さん 美しが丘在住 51歳

公開:2021年2月18日

  • X
  • LINE
  • hatena

若い世代の居場所支えて

 ○…「子どもと若者が自由におしゃべりできる居場所を」と、たまプラーザ駅そばにある自身の動画配信スタジオ「スタジオシフォン」で私設図書館を開設し、約1カ月。賛同者から寄贈してもらった本は千冊以上に。不定期の開館だが、既に親子連れや中学生らに利用されており、コロナ禍で「人と会いたい」「話したい」人が多いと実感。「コミュニケーションを取る場として居場所を探している子どもたちのハブになれば」

 ○…昨年3月まで短大のピアノ講師として25年間勤務。時にはリストカットの痕がある学生たちの悩みを聞くことも。「多くは家族の悩み。何か心に辛さがあって」。なぜだろう、と考えるうち「昔は悩みを話せる身近な大人がいたけど、今の世代にはいない」と気付いたという。

 ○…退職し動画配信スタジオを始めた昨年、コロナ禍で一層子どもの居場所がなくなったと感じていた際に転機が。子ども対象の私設図書館を横須賀で作った女性と出会い、自分も出来るかもと着手したのが開設のきっかけだ。読んでほしい本の寄贈を募り「私一人でなく大切な本を譲ってくれた皆で運営している」図書館に。一方、がん患者のドキュメンタリー映画を制作した経験から、障害など社会的弱者の支援者と自身の対談を撮影、配信活動を続ける。「本気で誰かを応援している人が沢山いる。本のように、誰かが見てよかったと思えるように記録映像として残したい」

 ○…趣味はシフォンケーキ作り。ピアノも「何歳でも繰り返しやれば必ずできると見てほしい」と今も演奏を配信する。先日は中学生の息子も本を寄せてくれてと笑顔。「全国にこういう場が広がれば」と期待しつつ、話しやすい人柄で訪れた人の居場所を作る。

青葉区版の人物風土記最新6

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

宮原 洋明さん

中里地区青少年指導員の会長としてヒコーキ大会の運営にあたった

宮原 洋明さん

大場町在住 68歳

3月7日

冨樫 剛一さん

2月1日から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

すすき野出身 52歳

2月29日

岡﨑 萌々(もも)さん

第78回市町村対抗かながわ駅伝に横浜市代表として出場し、優勝に貢献した

岡﨑 萌々(もも)さん

青葉区在住 16歳

2月22日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月8日

金子 拓也さん

能登半島地震の復興支援フリーマーケットを鴨志田町で開催する

金子 拓也さん

美しが丘在住 53歳

2月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「花粉症?春先に目が痒くなる、対処法は?」 コラム【32】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    3月14日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook