おばあちゃん先生の子育てコラム 第11回「食育は生きる力の基礎を養います」
先日のニュースで、コロナ禍で自ら命を絶つ若い人が増えていると報道されていました。本当に悲しいことです。
保育園では常日頃から命の大切さを子どもたちに伝えています。そして、その基礎となるのが「食育」です。食事は生きる力を養います。
園では食事の前に感謝の言葉をみんなで言います。「お父さん、お母さん、おいしいお昼をありがとうございます。それでは、いただきま〜す」と笑顔で手を合わせる子どもたち。食事は身体をつくるだけでなく、健全な心も養ってくれます。
また、園庭の隅っこの小さな畑では、子どもたちがサツマイモやジャガイモ、ナスやオクラまで育てています。そして、収穫した野菜をみんなで食べるのも楽しみの1つ。ナンを使ってピザを作ったりするのですが、最近のブームはなんと「ごはんピザ」。栄養士の先生が3時のおやつに考えたところ大人気となり、みんなで作ることになりました。エプロン姿に変身した子どもたちがごはんを少し潰して丸や四角の形を作り、野菜を自由にトッピング。絵を描くようにピザソースをかけて焼けば、ごはんピザのできあがりです♪
笑顔で「いただきます」と手を合わせる子どもたちと「どうぞ召し上がれ」と嬉しそうな先生たち。感謝の言葉と楽しい食事。これこそが食育ですね。 (つづく)
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